2019/02/08 11:38




私たち日本人にとって欠かせないお味噌汁。

天然木の漆塗りのお椀で、あなたの食卓をより豊かなものにしませんか。

 

漆塗りのお椀が欲しいけど、どれを買っていいか迷っている

大切な家族、友人に結婚祝いのプレゼントをしたい

 

そんな方のために、一生使っていただきたい上質な漆塗りのお椀(100%天然素材)を紹介します。

 




 

 

「漆塗りのお椀は扱いが大変そう・・・」

 

そんな風に思っている人は、結構多いのでは?

確かに、電子レンジは使えないし、堅いスポンジで洗えないなど多少の気遣いは必要ですが、「本物の漆塗りのお椀の良さ」は使っている人にしか実感できません。


 

漆塗りのお椀の良さとは

木のお椀は、熱いお汁を入れても、陶磁器やガラスのように外側まで熱くなることはありません。

その理由は木の熱伝導率が低いからであり、冷めにくいという保温効果もあります。

 

天然素材である漆は、しっかり乾くと化学塗装を施したものよりも堅く丈夫になります。経年変化で、徐々に色が明るく変化していくという特長もあります。

そして使うほどに、艶が出て、風合いも増していくのです。

 

漆には、抗菌効果があると言われています。お弁当箱や重箱、お椀など食器に漆を塗って使っていた昔の人たちは、自分たちの経験の中から自然と学んでいたのかもしれません。

 

 


漆塗りのお椀ができるまで

 

今回ご紹介する味噌汁椀は、国産の天然木(ミズメザクラ)を使い、漆器の伝統工芸技術の轆轤(ろくろ)で挽いています。

お椀の底に厚みを持たせることで、木の器ということをより意識できるようにしました。

 

【白木地作り】

 轆轤(ろくろ)挽き

 


白木地完成!

 

ミズメザクラは変形が少なく、目も細かく、漆の真塗りにするにはとても適していると言われて使われていますが、以前から比べるとミズメザクラの天然木を確保することが難しくなり、価格も高騰しているそうです。

ちなみにミズメザクラはサクラの名がついてますが、カバノキ科の木です。

 

白木地が完成したら漆塗りの工程に移ります。

ここからは、塗りの工程を簡単に紹介します。

 


【木地固め】


 塗りの工程で、一番最初に行う工程です。

木地全体に生漆を吸い込ませることで、木地が固くなり、狂いを抑える働きをします。

 



手前が塗って間もないお椀で、奥の黒っぽいのが塗って30分ほど置いたお椀です。

漆は空気に触れることで、どんどん色が変化していきます。

 


【布貼り(布着せ)】


お椀の内底の部分に漆で麻布(寒冷紗)を貼り補強しました。

 

 

【下地】


このお椀の下地は「本堅地(ほんかたじ)」という仕上げ方法です。

生漆に地の粉という土の粉を混ぜ合わせたものを木地に塗っていくのですが、最初は粗い地の粉を使い、次に細かい粉を使うことで、より滑らかな下地が完成します。





何度も塗り重ねることで、堅牢なお椀に仕上がっていきます。

 


【中塗り】


中塗り用の漆を使い、塗り上げました。

内側が黒と朱になっているのは、最終の上塗りで黒と朱の色違いにするためです。

 


【中塗り後の研ぎ】


塗っては研ぎ、を繰り返します。

 

 

【上塗り】 完成


 


 最後に

漆のお椀は、完成してから、さらに独特の変化を楽しむことができます。

透明化する性質を持つ漆は、塗りたては黒っぽいですが、徐々に明るく変化していきます。

また、使うことで、艶が増していきます。

  

サイズは直径11cmと、やや小ぶりなお椀で、

小さいお子様や女性の手にも馴染み、長く使うことができる一生モノのお椀となるでしょう。

 

天然素材の漆が持つ魅力と、天然木ならではの温かみを実感してください。



木の漆塗りのお椀の扱いで気を付けたいこと

・柔らかめのスポンジに市販の食器用洗剤を含ませて洗う

※堅めのスポンジは使わない

 ※油分をしっかり取り除くためにも、ぬるま湯で洗うのが好ましいです。

・長時間水に浸けておかない

・直射日光が当たる場所に保管しない

・食器洗浄機、電子レンジ、オーブンで使用しない